近年、旅行者の間で短期間の旅行が好まれる傾向が強まり、飛行時間が比較的短い海外の旅行先が人気を博している。

ハナツアーが昨年のパッケージツアーデータに基づいて実施した自社顧客満足度調査(HCSI)の結果、7日未満の短期旅行が7日以上の長期旅行よりも相対的に高い満足度を記録したことが、先日14日に明らかになった。
短期旅行における地域別満足度の順位は、1位が「四国4日間」、2位が「チェンマイ5日間」、3位が「沖縄4日間」だった。旅行のテーマとしては、▲サステナブルツーリズム、▲リラックス・保養、▲グルメ、▲観光+自由時間、▲観光の順に人気が高かった。
飛行時間別では「4時間~8時間」が最も高い満足度を示し、その後に「4時間未満」および「8時間以上」が続いた。「4時間~8時間」の飛行時間を要する旅行先の中で特に満足度の高い地域は、チェンマイ、ダナン、ラオスなどの東南アジアが挙げられる。
すべての飛行時間帯において、ホテルステイ、温泉旅館、自由時間などを含むリラックス・保養テーマの商品が満足度1位を獲得した。忙しい日常から離れ、信頼できるパッケージツアーで確実な休息を求める旅行者の心理が背景にあると分析されている。
その中でも、タイ北部に位置するチェンマイは、毎年様々な祭りや芸術イベントで旅行者を魅了する人気の旅行先である。2023年のチェンマイ国際線旅客数は約118万人で、2019年(国際線含む約560万人)の58%まで回復している。
チェンマイ空港は利用者数に対して処理能力が不足しており、旅客ターミナルの拡張工事が進行中だ。2027年の開業を目指して現在設計作業が進められており、完成すれば空港の収容能力は2倍になる見込みである。

チェンマイは伝統文化と現代的な感性が調和した旅行地で、単なる観光地に留まらず、歴史、自然、体験、癒しがすべて備わっている。この地の象徴である寺院「ワット・プラタート・ドイステープ」をはじめ、タイ最高峰の「ドイ・インタノン国立公園」などが見どころとなっている。
チェンマイの北西15kmに位置するスーテープ山にある「ワット・プラタート・ドイステープ」寺院は、山の中腹、標高1053mに建っている。「ドイステープ」の「ドイ」はタイ語で『山』を意味し、「ワット・プラタート」は仏舎利が安置されていることを示す。タイ旅行の必見スポットとして知られるこの寺院は1383年に建立された。
ただし、「ワット・プラタート・ドイステープ」へのアクセスは容易ではない。曲がりくねった山道を越える必要があるため、バイクのレンタル、タクシー、または赤いソンテウの利用が求められる。ソンテウはトラックを改造したミニバスで、タイの主要な交通手段の一つである。
寺院内では「黄金の仏塔」が目を引く。タイで最も神聖な仏塔の一つとされるこの「黄金の仏塔」では、塔の周囲を反時計回りに3周しながら願い事をする習慣がある。また、両側に龍の頭の彫刻が施された「306段の階段」も見どころだ。ケーブルカーの利用も可能だが、階段を歩いて上ることでより大きな功徳が得られると信じられている。
タイのもう一つの誇り、「ドイ・インタノン国立公園」はチェンマイから車で西へ約4時間の場所に位置する。タイ最高峰の標高2565mを誇る「インタノン山」を中心に広がるこの国立公園からの眺望は圧巻である。
1954年に国立公園に指定されたこの山は『タイの屋根』と呼ばれる別名を持つ。360種以上の鳥類、テナガザル、ヒョウなどが生息し、またこの山ではベチラタン滝とシリタン滝が最も美しく壮大であると評判だ。高さ60~80mを誇り、滝壺の石と砂の層が神秘的な雰囲気を醸し出している。













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