中国への旅行需要が急速に回復する中、金海空港と仁川空港を利用する旅行者に朗報が届いた。

済州航空は7日、25日から釜山~上海(浦東)路線を、10月1日から仁川~桂林路線をそれぞれ新規開設し、中国路線の本格的な拡大に乗り出すと発表した。
同社はここ最近、中国路線の需要増加に着目している。実際に、中国路線の輸送旅客数は今年1月の約3万人から6月には約5万4000人に増加し、月平均約12%の着実な成長を示している。搭乗率も、第1四半期の70%台半ばから第2四半期では80%台半ばまで上昇し、明確な回復の兆しが見受けられる。
新設される釜山~上海(浦東)路線は、金海国際空港を午後10時15分に出発し、翌日午前0時5分に上海浦東国際空港に到着する。上海発は午前4時に離陸し、午前6時40分に金海空港に到着する。この路線は、週4回(月・水・金・日)運航される。
もう一つの新路線、仁川~桂林路線は、仁川国際空港を午後9時25分に出発し、翌日午前0時40分に桂林両江国際空港に到着する。桂林発は午前1時40分に出発し、午前6時30分に仁川空港に到着する。この路線も週4回(水・木・土・日)運航される。
今回の路線拡大は、単なる路線数の増加にとどまらず、中国旅行需要の回復と拡大に積極的に対応する戦略と捉えられる。2023年に入ってから、中国、特に上海への旅行需要が顕著に増加した。これはビザ緩和、交通インフラの改善、現地観光局による積極的なマーケティング、そして若者を中心とした旅行トレンドの変化など、複数の要因が重なった結果である。
上海は多彩なショッピング、グルメ、夜景、文化体験が楽しめる都市として若い旅行者に人気が高く、桂林は異国情緒あふれる風景とリーズナブルな旅行費用により、家族旅行や格安の個人旅行需要が大きい。特に両地域は近年、外国人観光客誘致のためのインフラを強化しており、韓国人旅行者の滞在満足度が向上している。
さらに、韓中間の航空便が再び活況を呈し始め、政策面でも交流拡大の予兆が見られている。下半期には追加の運航制限緩和やビザ要件緩和の可能性も示唆されており、韓中間の観光および航空交流はさらに活発化すると予想される。
済州航空はこうした流れを捉え、路線の多様化と供給拡大を加速させている。短距離国際線を中心に培った運営ノウハウに加え、フライトスケジュールの柔軟性と価格競争力も確保している。今回の新規路線開設により、金海空港と仁川空港を利用する旅行者はより多くの選択肢を得ることになり、特に夜間便の導入によってスケジュール調整が容易になった点が好評を博すと見込まれる。
中国旅行を計画している人々にとって、今回のニュースは単なる新規路線以上の意味を持つ。需要の高かった地域への直行便が再開されることで、航空券の予約や観光商品の販売にも弾みがつくと予想される。長らく閉ざされていた空の路が再び開かれる今、金海と仁川を中心とした出国需要は一層活気づく可能性が高い。













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