日本の地方都市への旅行需要が急増している。リピーターの増加と航空会社の新規路線就航がその要因と分析されている。
ハナツアーは18日、日本を再訪する旅行者の増加を背景に、地方都市への旅行需要が4倍以上に膨らんだと発表した。さらに、航空会社による新規路線の拡大が、旅行者増加の主要要因として挙げられている。

2024年のハナツアーによる日本行き航空券予約動向の分析では、大阪、福岡、千歳、成田、沖縄など、従来の人気旅行先が依然として上位を占めていることが示された。しかし、今回の調査では、佐賀と富山がトップ10に入るなど注目を浴びた。さらに、広島、大分、小松も30位以内にランクインしている。

特に佐賀は直行便就航後、関心が急増し、前年に比べ予約率が309%増加した。富山も毎年4月に始まる雪壁旅行と秋の紅葉狩りで、安定した人気を博している。昨年9月14日、ハナツアーが業界初となる秋夕連休中の1日限定運航として実施した大韓航空オビヒロチャーター便も、200席以上が完売し、地方都市旅行への高い関心を裏付けた。

佐賀は九州で最も小さな県であるが、その歴史的価値は非常に高い。この地域には古代弥生時代の遺跡が多く残され、歴史愛好家に人気を博している。吉野ヶ里歴史公園はその一例で、日本で初めて稲作が行われた地域としても知られている。ここは百済との深い縁があり、百済の五経博士がこの地を訪れて文物を伝えたと伝えられている。
また、佐賀県北西部に位置する唐津市の加唐島は、百済の武寧王の生誕地として知られており、歴史的意義のある場所である。
佐賀の代表的な観光地としては唐津城が挙げられる。唐津城は佐賀県のランドマークであり、その建造自体にも大きな歴史的価値が認められている。この地域には、筑後川、嘉瀬川、六角川などが流れる広大な佐賀平野が広がり、農業が盛んである。特に佐賀県は稲作に適した地形を有し、日本有数の米どころとしても名高い。

さらに、佐賀は陶磁器の町・有田としても知られている。有田は文禄・慶長の役(壬辰倭乱)の際に日本に連れてこられた朝鮮の陶工、李参平によって始められた「有田焼」で名を馳せた地である。
有田焼は華やかな色彩と卓越した耐久性で知られ、毎年春には日本最大規模の陶器市が開催される。この祭りは約1週間続き、全国から陶磁器愛好家が訪れる。有田町内には約150軒の陶磁器店があり、その一部は国の伝統的建造物群保存地区に指定されている。
日本を再訪する旅行者の間で、地方都市の人気は今年さらに拡大すると予想されている。これを受け、ハナツアーは増大する需要に応じ、新たな地方都市向け旅行商品の開発と多様なコンテンツの企画を進める計画だ。また、大韓航空の神戸線新規就航に合わせ、大阪と連携した旅行商品も準備中である。従来の福岡、由布院、別府など九州東部中心の旅行パターンから脱却し、西部地域の糸島、長崎、熊本などを組み合わせた新たな商品も展開される予定だ。
ハナツアーの関係者は「大都市の混雑を避け、日本ののんびりとした趣のある地方都市を訪れる旅行者は今後も増え続けるだろう」と述べ、「新たな地方都市の観光地を発掘し、人気の大都市と連携した多様な旅行商品を開発することで、より魅力的な日本旅行を提供していく」と語った。













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