ウルサンが全国の自治体の中で初めて「海洋山岳レジャー特区」の指定に乗り出した。

ウルサン市と東区、ウルジュ郡は、大王岩公園とヨンナムアルプス一帯を対象とする「海洋山岳レジャー特区」指定を推進中であることを前日明らかにした。大王岩公園とヨンナムアルプスを中心とするこの特区指定は、ウルサンの観光産業を次の段階へ押し上げるための野心的なプロジェクトだ。地域固有の自然環境と歴史的価値を背景に、ウルサンを新たなレジャーの名所として確立する計画が本格化している。

ウルサン市は、東区に位置するイルサン海水浴場、大王岩公園、そしてウルジュ郡のヨンナムアルプス一帯(計4.6㎢)を海洋山岳レジャー特区に指定するため、中小ベンチャー企業部との事前コンサルティングを進めてきた。来年上半期中に特区指定を公式に申請し、その後、住民への公示や公聴会などの行政手続きを経る計画だ。

特区指定が確定すれば、ウルサンは、オンヤン・ポンゲハヌブルゴギ特区(2006年)、チャンセンポクジラ文化特区(2008年)、テファ歴史文化特区(2022年)に続く、4番目の地域特化発展特区を保有することになる。特区指定により、規制の特例が適用され、ウルサン独自の特色あるコンテンツや祭りを運営できる体制が整えられる。ウルサン市は、これを通じて地域のアイデンティティを確立し、観光客誘致と地域経済の活性化に大きな成果を期待している。
特区の主要地域である大王岩公園は、豊かな自然景観と伝説が息づく名所として知られる。大王岩には、新羅の文武大王の王妃であった慈義王后が護国龍となり、東海の岩礁の下に眠ったという伝説が、神秘性を一層際立たせている。松林が広がる600mの散策路には、百年以上を経た松の木々が心地よい陰を作り、道の果てには広大な東海と奇岩怪石が織りなす壮大な景観が広がる。
大王岩公園内には、2021年に完成した国内最長の吊り橋があり、海岸沿いの散策路の名所として定着している。この橋はヘッケビとスルバンを結び、訪れる人々にスリリングな体験とウルサンの海の魅力を同時に提供している。
また、ウルギ灯台も大王岩公園を象徴するランドマークである。1906年に設置されたこの灯台は、東海を照らす主要な航路標識として、大王岩公園の歴史的価値を高めている。
ウルジュ郡に位置するヨンナムアルプスは、標高1,000m以上の山々が連なり、登山やトレッキングを楽しむのに最適な環境である。特に秋にはススキが一面に広がり、登山客や観光客を魅了している。
自然の魅力をそのままに保ったヨンナムアルプスは、さまざまなレジャー活動が楽しめる空間であり、今回の特区指定が実現すれば、山岳レジャーを中心とした新たな観光資源として浮上することが期待される。
大王岩公園とヨンナムアルプスを中核とする海洋山岳レジャー特区は、ウルサンが有する海洋と山岳資源のシナジーを最大限に引き出す絶好の機会となる。ウルサン市は、特区指定後、多彩なコンテンツや祭りを企画して観光客を誘致し、地域経済の活性化に寄与する方針だ。
特区指定が実現すれば、ウルサンは海洋と山岳レジャーを融合させた独創的な観光名所として生まれ変わる可能性が高く、国内外の観光客に新たな体験を提供し、ウルサンをより魅力的な都市へと導く重要な一歩となることが期待される。













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