EBS1「世界テーマ紀行」デンマーク第2部では、カルソイ島への旅が始まる。今日の放送情報を見てみよう。
「世界テーマ紀行」は、さまざまな旅人が世界各地の魅力を紹介する旅番組だ。毎週、新たな国や都市を訪れ、その地域ならではの文化、景観、名所を丹念に掘り下げて紹介している。

30分で四季が体験できるというフェロー諸島。晴れていたかと思えば、突然の雨と風が襲い、予測不能な天候。その気まぐれさから「不確かな大地」と呼ばれる。
強風予報のもと、朝から雨が降り、フェロー諸島の首都トースハウン(Torshavn)へ向かう。ここは人口の約40%が暮らす、最大かつ最も発展した都市だ。最古の歴史的中心地であるオールドタウン(Old Town)の中に、議会を意味するティンガネス(Tinganes)がある。10世紀のバイキング時代に初めて議会が開かれた場所で、今もなお政府機関が集中している。趣のある通りに政府機関のオフィスが点在し、散策中に首相や大臣に出会うこともある。少し会話を交わした後、政府関係者のオフィスに向かう男性を見かけた!政治家にこんなにも気軽に出会えるなんて、信じられない気分だ。
街角でふらりと立ち寄った手作りチョコレート店。ドイツ滞在中に味わったチョコレートマジパンを買い、店を出たところ、若い店員が突然案内してくれた。快く同行してくれ、フェロー諸島の民族衣装を試着したり、友人の家を訪ねたりする中で、偶然にも友人の父親に出会った。父子ともにフェロー諸島の自然を愛し、それを作品に表現する画家だという。芸術家のインスピレーションが湧く家を見学することになり、全く計画していなかった展開に、旅の醍醐味と高揚感を存分に味わった。
尖った形状のフィヨルドや狭い入り江を有する18の火山島、フェロー諸島。そのため、ハイキングの楽園とも称される。美しいハイキングスポットとして知られるカルソイ(Kalsoy)島を目指す。フェロー諸島第2の都市クラクスヴィーク(Klaksvik)からフェリーで20分、トロラネス(Trøllanes)村から島のほぼ頂上にあるカルル灯台(Kallur Lighthouse)まで、約1時間かけて登る。フェロー諸島を訪れるなら見逃せないハイキングコースであり、ジェームズ・ボンド映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time To Die)」のロケ地でもある。しかし、出発直後に雨が降り始め、これまで経験したことのない強風が体を襲い、支えるのも困難な状態に。帽子は遠くへ飛ばされ、風で膝が勝手に曲がってしまうほどだった。果たして、カルル灯台へのハイキングは無事に終えられるのだろうか。
最後の訪問地は、フェロー諸島の誰もが知る「アザラシ女」伝説が息づくミクラダルル(Mikladalur)村だ。海辺に降りると、海を背にしてひっそりと佇むアザラシ女の像が目に映る。日本の「天女と木こり」に似ているが、結末は悲劇と伝えられるアザラシ女の物語に耳を傾ける。
EBS1「世界テーマ紀行」の放送は、毎週月~木曜日の午後8時40分。番組情報は、EBS1「世界テーマ紀行」ホームページ内の「プレビュー」で確認できる。














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