EBS1「世界テーマ紀行」台湾第1部では、桃園への旅に出る。今日の放送情報を見てみよう。
「世界テーマ紀行」は、様々な旅人が世界各地の魅力を紹介する旅番組だ。毎週新しい国や都市を探訪し、その地域ならではの文化、景観、名所を深く掘り下げる。

◈「世界テーマ紀行」台湾第1部 – 桃園
我が国の慶尚道ほどの大きさの台湾。台北を中心とした都市観光地として知られているが、雄大な自然と独自の見どころが豊富な、小さくも奥深い島である。台湾の首都・台北の松山空港近郊にある特別なスポット、飛行機の時刻に合わせて人々が集まる「飛行機ストリート」が存在する。手を伸ばせば届きそうなほどわずかに頭上をかすめる飛行機は、スリル満点だ。
胸に旅の高揚感を抱いて、美しい山間部の桃園へと向かう。市街地から車で約1時間の場所に、緑豊かな森と涼やかな水音が響く小烏来景区が広がる。地元民の夏の避暑地として知られる高さ55mの小烏来滝は、涼しい水しぶきを放ち、暑さを和らげる。高さ50m、長さ70mの吊り橋「天空縄橋」を渡ると、鬱蒼とした森林と立ち昇る霧が広がり、まるで雲の上を歩いているかのような感覚に陥る。
トレッキングで疲れた体を癒すため、100年の歴史を誇る茶館、大渓老茶廠へ向かう。20世紀初頭、茶は「黒い黄金」と称されるほど需要が急増し、ここでは24時間体制で生産が行われていた。歴史を感じる空間で、一杯の茶を味わう。台湾の主要港湾都市、基隆。毎年夏になると街全体が活気づく。170周年を迎える基隆中元祭が開催されるためである。旧暦7月の「幽霊の月」に、先祖の魂を慰め喜ばせる祭りだ。毎年三つの姓氏を持つ一族が交代で祭りを主催し、海辺に集まった各宗親会が用意する水燈流しがハイライトとなる。家屋を精巧に再現した放水燈を水面に浮かべ、先祖の道を照らす。伝統を大切にする台湾の人々の思いがひしひしと伝わってくる。
翌日は、宜蘭で原生林が息づく太平山の夏を体験する。ボンボン列車に乗り、太平山の深い緑に囲まれてトレッキングを始める。倒木が所々に見られるが、これは日本統治時代の伐採という痛ましい歴史の名残である。自然にそのまま放置され、原生林として甦った大自然の力を感じることができる。世界的にも珍しく、無料で楽しめるアリス冷泉では、天然の炭酸冷泉を堪能し、体を癒す。そして、羅東夜市名物のネギ豚串で腹ごしらえをする。夏の終わりが近づく中、台湾でこれからどんな景色に出会えるのか、期待が高まる。
EBS1「世界テーマ紀行」の放送時間は、毎週月〜木の午後8時40分。番組の詳細は、EBS1「世界テーマ紀行」ウェブサイトの「プレビュー」で確認できる。














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