ソウル観光財団は秋の訪れとともに、ソウルで海外の雰囲気を楽しめる異国情緒あふれる名所を紹介しています。特に注目すべきは、光熙洞の中央アジア通り、梨泰院のイスラム・アフリカ通り、イタリア・ナポリの雰囲気を再現したベーカリー、そしてニューヨークを彷彿とさせる空間です。
◆ 光熙洞中央アジア通り

ソウル中区光熙洞に位置する中央アジア通りの歴史は1980年代に遡ります。1990年の韓ソ国交正常化後、旧ソ連出身の外国人が集まって形成されたこの通りには、現在、ロシア、モンゴル、カザフスタン、トルクメニスタンなど多様な国々からの移民が暮らしています。1997年の通貨危機以降、ウズベキスタンやモンゴルからの出稼ぎ労働者が定住し、店舗やレストランをオープンしました。2022年には中区庁主導でテーマ通り整備事業が実施され、伝統的な模様が刻まれた舗装や案内板が設置され、さらに魅力的な空間へと生まれ変わりました。
中央アジア通りの最大の魅力は、その多彩な飲食店にあります。ウズベキスタン料理やロシア料理を専門とするレストランが多く、中央アジア式の窯で焼いたパンやチャーハン、羊肉の串焼き、シャシリクなどを堪能できます。特に、ここで提供される羊肉の串焼きは、サイズと量においてひと際目を引き、独特の調理法と食材が異国情緒豊かな体験を提供します。「パトルネ」というレストランでは、ニシンのサラダやラグマンなど現地料理も幅広く楽しむことができ、多くの地元住民に愛されています。
◆ 梨泰院イスラム通り

梨泰院イスラム通りは、韓国で最初にムスリムコミュニティが形成された地で、1970年代に中東建設労働者が帰国した後、本格的に発展しました。1975年の石油危機以降、政府の親アラブ政策により梨泰院にイスラム寺院が建立され、イスラム通りが形成されました。ソウル中央モスクは韓国初かつ最大のイスラムモスクであり、多くのムスリムが訪れます。イスラム通りには、ハラール認証を受けた飲食店、書店、衣料品店が立ち並び、多様な文化と食の体験が可能です。
梨泰院駅3番出口周辺には、ケバブ店やメキシコ、インド、パキスタンなど、多国籍の飲食店が集結し、世界各国の料理が味わえます。また、イスラム通りのスーパーマーケットではハラール食品をはじめ、海外の香辛料、各種パンや農産物も購入可能です。最近では、エジプトをテーマにした「クレオパトララウンジカフェ」が新たにオープンし、エジプトの国民食であるファラフェルやコシャリを提供するなど、ユニークな体験を提供しています。
◆ソウルアモーレナポリ

ソウルでイタリアの雰囲気を味わいたいなら、鍾路区安国洞の「アモーレナポリ」がおすすめです。ここでは、イタリアを代表するパンであるフォカッチャやチャバッタ、各種クッキーが提供され、また、窯で焼き上げたピザパンやナポリ風ドーナツも楽しめます。外観はまるでイタリアの一角をそのまま再現したかのような印象を与え、2024年イタリアジェラートワールドカップで準優勝した朴英洙シェフが手がける3色のグラニータも見逃せないデザートの一つです。
◆ ソウルドランクンビーン

ニューヨークの雰囲気を存分に味わいたいなら、瑞草区盤浦洞にある「ドランクンビーン」へ足を運んでみてください。5階建ての建物全体がアメリカ現地の雰囲気で装飾され、ニューヨークの地下鉄駅を連想させる入口、高級感のあるバーが位置する4階、そしてテラスで爽やかな秋の空気を楽しめる5階で構成されています。コーヒー、ベーカリー、ビール、ウイスキーなど多彩な飲み物を提供し、アメリカの様々な魅力を体験できるスポットです。













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