2030世代をターゲットにしたパッケージツアーが人気を博している。
最近、旅行業界では2030世代向けのパッケージツアーが次々と登場している。従来、パッケージツアーは中高年層向けのマーケットとされていたが、近年のトレンドは大きく変革している。
若年層のパッケージツアー利用が増え、個々の好みに合わせた明確なコンセプトに惜しみなく投資する傾向が広がっている。業界のマーケティング戦略は、若い世代にパッケージツアーを体験してもらい、リピーターを増やすことを狙っている。

インターパークトリプルが運営するインターパークツアーは、ソン・フンミンの所属チームであるトッテナム・ホットスパーの試合観戦ツアーを提供している。ホットスパー・スタジアムで行われるトッテナム対ブレントフォード戦の観戦に加え、ロンドンアイ、大英博物館などロンドンの主要名所、さらにオックスフォード、ウィンザー、ブリストルといった近郊都市を巡るツアー内容だ。また、チェルシーやアーセナルといったプレミアリーグの人気クラブのホームゲーム観戦パッケージも販売中だ。
ハナツアーもトッテナム観戦ツアーを展開している。ロンドンとパリの主要観光地を巡り、トッテナム・ホットスパー・スタジアムのプレミアムシートから試合を観戦する日程が組まれている。
ハナツアーのソン・ミソン代表は、9日に開催された「コリア・インベストメント・ウィーク(KIW)2024」で、「個人旅行の特性を活かした商品開発により、これまで主要顧客層ではなかった2030世代をターゲットにしている」と述べた。また、「全旅行者の3分の2を占める個人旅行者の獲得に向け、テーマ性の強い商品に注力する予定だ」と明かした。

モドゥツアーは、メジャーリーグ野球ファンをターゲットに「専門家と行くメジャーリーグツアー」を発表した。ニューヨーク・メッツの試合観戦、スタジアムツアー、クーパーズタウン野球殿堂の見学などが含まれ、野球ファンの間で絶大な支持を受けている。会社によれば、発売開始からわずか1週間で完売し、予約者の80%がMZ世代だったという。
この「専門家と行くメジャーリーグツアー」は、有名人や専門家の同行のみならず、企画初期段階から共同で商品企画に参加することでツアーの質を向上させている点が特徴だ。
さらに、ニューヨークの主要観光スポットである ▲エッジ展望台 ▲タイムズスクエア ▲セントラルパーク ▲自由の女神クルーズ ▲ウッドベリー・プレミアム・アウトレット なども訪問でき、顧客満足度の向上に寄与している。
モドゥツアーのチョ・ジェグァン商品本部長は、「以前は地域や価格が商品の決め手となっていたが、近年は個々の旅行スタイルやニーズに合ったコンセプトがより重要視されるようになっている」と述べ、「今後も幅広い年齢層のスポーツファンに向けた様々な観戦ツアーを提供していく」と語った。
業界内では、2030世代によるパッケージツアー体験の拡大が鍵とされている。旅行が自身の趣味や興味を体験する手段となったためである。
従来のパッケージツアーは、航空券、宿泊、現地入場券等を一括で手配できる点から中高年層に人気を博していた。しかし、旅行業界はスポーツ観戦、専門家同行ツアー、特定の年齢層向けパッケージを通じ、若年層の取り込みを狙っている。













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