5月のゴールデンウィークを前に、国内旅行の需要が昨年同時期に比べて約3倍近く急増しています。国内旅行先では済州島が圧倒的な人気を博しており、海外旅行先では東京が最も選ばれています。

トリップドットコムが25日に発表したデータによると、5月1日から6日にかけての国内航空券、宿泊、ツアー・チケットの予約は、前年同期比で189%増加しました。特にホテルの予約は昨年に比べて354%も急増し、宿泊需要の爆発的な伸びが明らかになっています。
旅行予約プラットフォーム「トリップビトズ」のデータ分析でも同様の傾向が確認されました。国内の予約状況では、済州特別自治道が全体の20.2%を占めて第1位となりました。豊富な航空便と宿泊施設の選択肢、バランスの取れた自然、グルメ、リゾート要素がその強みとされています。第2位は江原特別自治道(18.0%)、第3位は釜山広域市(14.1%)でした。
海外旅行先では、日本の都市が上位を独占しました。「トリップビトズ」のデータによれば、東京が全海外予約の19.7%を占めて第1位となり、続いて大阪(17.6%)、福岡(15.9%)がそれぞれ第2位と第3位にランクインしました。日本はビザ免除の恩恵、短い飛行時間、多彩なショッピングやグルメ、そして便利な公共交通機関により、全年齢層から均等な人気を集めています。

今回の旅行需要急増の背景には、5月の連休が豊富に存在することが挙げられます。来月3日と4日の週末に続き、子供の日と釈迦誕生日となる5日、さらに子供の日の振替休日である6日まで、4連休が確保されます。さらに、労働者の日(1日)を含めると、年次休暇をたった2日取得するだけで、最大6日間のゴールデンウィークを楽しむ絶好の機会となっています。
注目すべきトレンドは『短く効率的な旅行』志向です。「トリップビトズ」のデータによれば、2泊3日または3泊4日の短い旅行日程が主流となり、『短期効率旅行』が新たなスタンダードとして定着しています。特に、短時間で満足度を最大化しようとする消費者のニーズが顕著に表れています。
外国人旅行客の嗜好は国内旅行者とはやや異なる傾向を示しています。トリップドットコムの調査によれば、外国人の宿泊予約で第1位はソウルとなっており、釜山は昨年の第3位から済州を抜いて第2位に上昇しました。慶州は8位から6位に、江陵は10位から8位に順位を上げ、高陽、麗水、水原などが新たにトップ10にランクインしました。
ツアー・チケット分野でも、K-コンテンツの人気が際立っています。外国人観光客の予約率第1位は『ヒップホッププレイヤーフェスティバル2025』であり、『ワイルド ワイルド アフターパーティ』と『明洞ナンタ』がそれぞれ第2位と第5位にランクインしました。

特に、今回の5月のゴールデンウィークは韓国だけでなく、日本や中国の連休とも重なっており、外国人観光客の韓国訪問がさらに増加すると予想されます。また、外国人観光需要がソウルや釜山にとどまらず、全国に広がる傾向も確認されました。慶州、江陵、高陽、麗水、水原など、多様な地域が外国人観光客の注目を集め、地域観光の多様化が顕著になっています。
洪鍾民(ホン・ジョンミン)トリップドットコム韓国支社長は「5月のゴールデンウィークは韓国のみならず、日本や中国の連休とも重なり、海外旅行客の韓国旅行への関心が高まっています」と述べ、「ワンストップの旅行プラットフォームとしての強みを活かし、地方自治体や地域パートナーと協力して地域観光需要を結ぶ架け橋の役割をさらに強化していく」と語りました。
今年の5月のゴールデンウィークは、国内観光産業の活性化だけでなく、地域経済の発展にも大きく寄与すると見込まれています。コロナ禍から回復しつつある国内観光市場が、今回のゴールデンウィークを契機にさらに活気を取り戻し、特に済州島をはじめとする人気旅行先の宿泊業、飲食業、観光サービス業などが大きな恩恵を受けると予想されています。













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