2025年は蛇の年だ。これに合わせ、韓国各地の蛇に因む観光スポットが注目を集めている。国土地理情報院によれば、韓国には蛇に関連した名称を持つ場所が208か所も存在するという。香港のサウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は、コリアタイムズを引用し、蛇をテーマにした韓国の観光名所4か所を紹介した。

ソウル ワールドカップ公園では、2018年以降、公園内で採取されたウンジャンディを用いて大型動物のオブジェを制作する伝統が続いている。今年は青い蛇の年を記念し、夫婦の蛇が調和する姿を表現したオブジェが主役となった。約4トンのウンジャンディが使用され、子供たちや家族も蛇の体や卵を模したパーツの制作に参加した。
このオブジェは夜になるとLED照明で装飾され、さらに幻想的な雰囲気を醸し出す。公園内には、雪の結晶、星、水滴を模した照明が設置され、華やかな景観を演出している。また、訪問者が願い事を書いて掛ける「願いの木」も用意されている。旧正月初日の1月29日には、輪投げやユンノリなどの韓国伝統の遊びも催され、誰でも予約不要で参加できる。

釜山の青砂浦海岸は、青い蛇の伝説で有名である。このエリアは灯台と新鮮な海産物レストランでも知られるが、その名称は元々「青い蛇」に由来している。伝説によれば、かつて深い愛で結ばれた夫婦がこの地に暮らしていたが、夫が海での事故により命を落とした後、妻は毎日松の木に登り夫の帰りを待った。その献身に感銘を受けた海の龍王が青い蛇を送り、妻を夫のいる場所へと導いたと言われている。
青砂浦の橋の展望台からは、青い蛇の伝説とともに海岸線の風景を間近に楽しむことができる。また、洒落たカフェや静かな路地が点在する青砂浦は、癒しを求める旅行者に人気のスポットとなっている。

慶尚南道統営の長蛇島は、その蛇のようにくねくねとした地形と、自然と伝説が融合する観光スポットとして注目されている。韓国の閑麗海上国立公園に属するこの島は、ツバキ、ハクモクレン、ランなど多彩な植物に恵まれている。四季折々、約200種の在来花と1000種以上の植物が島を彩り、訪れる人々を魅了する。
長蛇島シーパークでは、丘に沿って続く遊歩道が蛇のフォルムを彷彿とさせる。東西に延びる曲がりくねった道を辿りながら島内を探索すると、頂上にある海を見つめる女性の銅像にも出会える。

全羅北道南原の蛇沙谷は、智異山の麓に位置する荘厳な渓谷で、その名の通り蛇にちなんだ場所である。約9kmに及ぶこの渓谷は、山から這い出る巨大な蛇を彷彿とさせるという伝説が残っている。
遊歩道に沿って広がる蛇沙谷の風景は、特に秋の紅葉と相まって、まるで絵画のような美しさを見せる。渓谷内には100を超える滝や小川、広大な岩場が点在し、自然の驚異を肌で感じることができる。













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