祝日が近づくと、高速道路はまるで巨大な駐車場のようになる。このとき、運転手にとって最適な休息場所は休憩所だ。単に空腹を満たすだけではなく、韓国の休憩所は多様な体験を提供する複合文化空間として定着している。長旅の疲れを癒し、新たな楽しみを発見するためには、ユニークな休憩所の訪問も一案である。

ソウル-陽陽高速道路上にある内輪川休憩所は、ソウル方面と陽陽方面の双方で利用できるV字型構造で建設されている。ここでは、独自の内装によって大きなガラス窓越しに壮大な山岳風景を楽しむことができ、カフェの大きな窓から望む広大な山々は訪れる人々に爽快感を与える。屋上に上れば、屋外展望台から山々と道路のパノラマビューを満喫できる。
内輪川休憩所には、博物館のような外観に相応しい展示スペースも設けられている。4階にある白頭隧道展示館では、トンネル形状の展示エリアを通じて、インジェ-ヤンヤン トンネルの建設過程を知ることができ、子供たちにも大変人気だ。3階の展示エリアでは、白頭大幹の生態系について観察することができる。

春川方面に位置する丹陽八景休憩所では、竹嶺道の標識に従うことで、国宝第198号の丹陽竹城碑にたどり着ける。これは、新羅が竹嶺を越えて高句麗の領土を占領した後に建立されたと伝えられている。丹陽竹城碑の前では、果てしなく広がる山々の景色を堪能できる。
釜山方面にある丹陽八景休憩所には、テーマ性のある野生花公園が整備され、特に子供たちに人気だ。休憩所で軽食を済ませた後、松林の中を散策しながら、さまざまなフォトスポットや彫刻に出会えるほか、ロッキングチェアで一休みすることも可能だ。

釜山方面の晋州休憩所には、犬用の遊び場が設けられている。月曜日を除き、毎日午前10時から午後6時まで利用可能だ。ここでは、小型犬、中型犬、大型犬向けにエリアが分けられ、排泄用バッグやアジリティ施設が整備されている。また、ペット関連商品を販売する自動販売機も設置され、排泄用バッグやおやつ、飲み物などを購入できる。遊び場の裏手には小さな散歩道も整備されている。

大邱軍威郡に位置する三国遺事軍威休憩所は、1960〜70年代のレトロな雰囲気を醸し出す内装が来訪者に高い評価を受け、近年ではインターネットやブログ、SNSで頻繁に取り上げられる人気スポットとなっている。
一方、軍威休憩所は、軍威郡がかつて僧侶によって著された歴史書『三国遺事』の本場であることを強調するため、三国遺事を象徴する造形物を設置し、軍威観光の案内に大いに貢献している。

国内で海に最も近い休憩所と呼ばれる江原道江陵の玉溪休憩所(束草方面)では、展望台からエメラルドグリーンの東海(日本海)を望むことができる。ここは初日の出の名所としても知られており、新年には初日の出を求めて多くの観光客が訪れる。
2019年には、料理研究家ペク・ジョンウォンがSBSのバラエティ番組『味の広場』の撮影中に訪れ、紅ガニラーメンを披露したこともある。













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